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東北大SF研 読書部会 「鋼鉄都市」アイザック・アシモフ 著者紹介 1920年ソビエト連邦ペトロヴィッチ生まれ。3歳で家族とともにアメリカに移住し、アメリカ国籍を取得。1992年没。代表作は「ロボット」シリーズ、『鋼鉄都市』、「ファウンデーション」シリーズ、「黒後家蜘蛛の会」シリーズなど。 SFやミステリを中心に、科学や神学、歴史を扱った著作でも知られ、ボストン大学の生化学の教授でもある、れっきとした科学者出身の作家である。(ただ、教授職は肩書だけであり、教授として正式に大学で仕事をしていたわけではない) ハインライン、クラークと並び、海外SF御三家として知られ、現在のSFというジャンルを築き上げた偉大な作家のひとり。特にロボット工学の発展に関しては、アジモフ抜きには語れないほど大きな影響を及ぼした。 「アジモフ」と書いたが、本人はas is of のsをm、fをvに変えて発音してくれと言っていたので、一般的に知られる「アシモフ」よりは本来の発音に近い。 ロボット工学の三原則 第一条ロボットは人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。 第二条ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、このかぎりではない。 第三条ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。 アジモフはこれらの三原則に基づいたロボット小説を多数執筆した。本作においてもこの三原則(特に第一条)が大きな役割を果たしている。しかしその主眼は「完全にこの三原則が適用されたらどのような社会となるか」ではなく、「いかにしてロボットにこの三原則を組み入れるか」「三原則を組み入れた場合、どのような問題が起こり得るか」という点にあることに注意されたい(したがって「ダニールが靴屋で暴動を鎮圧するときにとった行動は、いかにして第一条を満たし得たか?」という問いは非常にアジモフ的である)。とにかく『われはロボット』を読もう。 作中で触れられた都市論とその周辺について P36 今日のシティ!~ 本作の舞台が解説される。人口過密をうけ、シティとよばれる超巨大都市があちこちでつくられ、それぞれのシティが自給自足態勢を備えているらしい。また宇宙国家というものもあり、かなり贅沢な暮らしをしている。しかも人口過密の地球からの移民は認めないらしい。(後々移民は認めないのではなく、認めることができなかった、ということが明かされる)ここでは『シティこそ、自然の環境に対する人類の優越の極致を示すものなのだ』とベイリはまだ楽観的である。しかし『一人当りに配給されるカロリー量が基本量を割ってしまう日』が来ることも予想されている。 P54 それぞれ一個のロボットとしては~ 人々のロボットに対する反感が語られる。P10でヴィンス・バーレットがR・サミイに仕事を奪われたと語られたように、人々は自分の仕事がロボットに取って代わられることに恐怖を抱いている。これについては今日AIがどうたらこうたらやっているのと大して変わらない。やっぱり人間っていつの時代も変わらないものなんですね。 P97「わたしの聞いた範囲では~ 宇宙人からすれば、地球がロボットを受け入れることを望んでいる。ここで『人間とロボットの二つを、平等でしかも並列した基準で結合された文化』を表すC/Feが語られる。 P114 一般のシティには夜はない。~ 夜に睡眠をとるという習慣は、人類発生以来の古い伝統を持っているため、たやすく棄てられるものではない。いくら効率化を求めていても、人間の人間たる部分がネックとなって完全な効率化は測れない。アジモフの広い視点が垣間見える設定であると思う。 P179 いわゆる宇宙人の排他主義について~ ここで宇宙人からの視点が語られる。宇宙人は地球のバクテリアやウイルスに耐え切れないために地球人と接触できなかった。さらにシティが極めて不安定なバランスにあることを指摘し、同時に住み心地の良さからシティを離れることができなくなっていることを批判する。過疎社会の宇宙国家でも類似の問題が起こっているらしく、安定しすぎているために宇宙開拓が進まないらしい(あとは宇宙国家には人的資源があまりないため)。そこで地球にC/Fe文化を根付かせ、宇宙を開拓してもらおうと思っている。前半のハイライトとも呼べる部分。 P261 ロボットが人間に似ていなければならない理由はなぜか?~ それぞれの機械に電子頭脳を持たせるよりも、機械は普通のものにして、それを操作するものを機械化すれば安く済む、という考え。現実では人型ロボットを導入するよりも早くルンバなどが導入された。未来予測としては外れてしまったが、論理としてはかなり納得するものである。また、人型ロボットを無批判に導入するのではなく、導入する意味もしっかり考えているのもアジモフのすばらしいところである。 P280 ベイリは無限のエネルギーを持つ地球を想像した。~ ノリスが非常に楽観的な論を展開する中で、ベイリはそれに反論する。単純にエネルギーが無限になれば都市は存続できるわけではなく、人口を分散させる方がはるかに現実的である。実際、そもそもの問題の源がシティの過密にあるわけであるし、過去に宇宙に植民した経験があるのだから、当然の帰結である。この辺りからベイリは明確に宇宙国家の考え方に共鳴していく。 P286 「もちろん、そんなつもりはなかったのさ。~ 『何の害もないロマンチスト』と懐古主義者の性質が語られる。P298で「自分の欠点をシティのせいにしたがる」というようなことを言われ、P302でも『演説は本当はつまらなかったの』と言われた懐古主義者であるが、P361に至り、『いわゆる懐古主義なるものは、開拓への渇望を内在しているのです』と述べられるのが後半の見ものである。 P328 「いいかえれば、現実には不可能な過去に帰れということか」~ 再びベイリの考えがはっきり語られる。しかしただ宇宙国家の考えをなぞるのではなく、『もっと新しく、もっとすぐれた世界』を目指している。さらにロボットへの嫌悪感をあらわにするクロウサーに対し『人間としての能力を持ったロボットを作ることはできない』と述べる。この説得も今日でも通用するものだろう。 P356 「われわれの計画が完了したからです。~ 今回の捜査活動に隠された本当の計画が告げられる。地球の経済変革を内からのものにするため、説得しうる地球人を見つけ出し、援助するつもりだったようだ。結果として、ベイリを説得できた上に、懐古主義者に内在する開拓への渇望を見出すことができ、いままで計画に失敗していた要因も特定することができた。懐古主義者に希望を見出すというのがまたよい終わり方だな、と思う。 感想 想像以上にSFミステリであった。私としては、①解くべき謎が読者に明確な形で提示されていること、②証拠が全て作中で明確に示されていること、③その証拠について解釈の齟齬が生まれないこと、④事件の真相が物語の中で明確に語られていること、⑤事件の真相が論理的に導き出されること、⑥真相の解明において極度に専門的な知識を用いないこと、あたりのすべてを満たしていないと積極的にミステリとは認めたくないが、(つまりはド直球のパズラーでないとミステリと認めたくないが、)この作品ではどれも満たされているため、かなりミステリ的に心の狭い人間にもミステリであると認められるのではないだろうかと思う。 また、本作で外せないのは「もう一つの主人公」ともいえる都市の描写であろう。SF的なガジェットをふんだんに持ち込みながらも、決して現実からは離れすぎない。実際に「立体テレビ」などはそのままテレビ電話として実用化しているし、「高速自動走路」も数は少なく、高速とはいえないものの、動く歩道として実用化されてはいる。(もっとも、作中では高速道路や駅のような役割を果たしているのに対し、現実では歩道の機能の拡張という点で若干性質が異なっているかもしれないが。)作中の都市論は今読んでも興味深く、とても1953年の作品とは思えないほどの出来である。いかにガジェットをふんだんに盛り込もうと、明確に「そのガジェットが導入される動機」「それによってどのような変化が起こるのか」「どのような問題が解消されるか、どのような問題が新たに発生するか」が捉えられていなければ良いSFとは言えないだろう。(そもそも単なる空想だけの話は、ファンタジーであってSFではない。現実に立脚し、そのうえで未来を見せるのがSFなのではないかと思う。)この作品では任意のガジェットにおいてそのすべてが明確化されており、いちいちが的を射ている。さすが2014年の万国博覧会を訪れたアイザック・アジモフという他はない。
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amazonで探す @楽天で #紺野さんと遊ぼう を探す! 金00WOW 2008.03.07~2008.04.11 公式HP wikipedia 次 藤子・F・不二雄のパラレル・スペース Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 紺野さんの悦楽 2008/03/07 2 待ち合わせ なんの差? 2008/03/07 3 夏の紺野さん 2008/03/14 4 帰宅部のたそがれ 2008/03/14 5 Daydream Believer-白昼夢信者- 2008/03/21 6 紺野さん惚れる 初恋地獄篇 2008/03/21 7 辞書で遊ぼう 2008/03/28 8 紺野さん惚れる 恋愛監獄篇 2008/03/28 9 だんだんだん 2008/04/04 10 手仕事ニッポン 2008/04/04 11 紺野さん惚れる 告白死闘篇 2008/04/11 12 紺野さんのすべて 2008/04/11
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作品名:サ行のSF・ファンタジー系アニメ作品のうち、2010年5月以降で完走した(またはリアルタイム鑑賞中の)作品の全リスト。 ※「参考作品(一般アニメ)」:SF要素は特にないと思われる一般アニメ ※巨大ロボットアニメ、ならびに巨大メカ関連の参考作品として記載したアニメについては「巨大ロボットアニメ」を参照 キャストは後日追加予定 ※キャスト記載は原則的に8名以内に厳選。 ※キャストの注記 <主>:主人公 <パ>:主人公の異性のパートナー <仲>:その他の仲間 <敵>:敵 <ラ>:非戦闘系作品における対抗者(ライバル) <他>:その他 ※キャストの色 青色:男性 ピンク:女性 <SF映像作品リスト> SF映像作品リスト01( - 1999年) SF映像作品リスト02(2000年 - )巨大ロボットアニメとその関連作品、SFファンタジーアニメと一般アニメ(参考掲載)、特撮作品 <巨大ロボットアニメリスト> 巨大ロボットアニメリスト(ア行) 巨大ロボットアニメリスト(カ行) 巨大ロボットアニメリスト(サ行) 巨大ロボットアニメリスト(タ行) 巨大ロボットアニメリスト(ナ行) 巨大ロボットアニメリスト(ハ行) 巨大ロボットアニメリスト(マ行) 巨大ロボットアニメリスト(ヤ行) 巨大ロボットアニメリスト(ラ・ワ行)主要参考作品リスト(特撮・ウルトラマンシリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・仮面ライダーシリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・スーパー戦隊シリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・メタルヒーローシリーズ) <SF・ファンタジーアニメリスト> SF・ファンタジーアニメリスト(ア行) SF・ファンタジーアニメリスト(カ行) SF・ファンタジーアニメリスト(サ行)サイキックアカデミー煌羅万象(2002-) サイボーグ009(第2期)(1979-) シャーマニックプリンセス(1996-) シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド(2007-) シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~(2012-) シャングリ・ラ(2009-) 少女革命ウテナ(1997-) 住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー(2003-) 瀬戸の花嫁(2007-) SoltyRei(2005-) <参考作品:一般アニメ>世紀末救世主伝説 北斗の拳(1984-)<参考作品:一般アニメ>(第2期)世紀末救世主伝説 北斗の拳2(1987-) ~~~~~ ※ジパング(2004-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※スーパービックリマン(1992-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※スクライド(2001-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※スチームボーイ(2004-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※戦姫絶唱シンフォギア(2012-)(→巨大ロボットアニメリスト) ※戦闘妖精雪風(2002-)(→巨大ロボットアニメリスト) SF・ファンタジーアニメリスト(タ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ナ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ハ行) SF・ファンタジーアニメリスト(マ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ヤ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ラ・ワ行) <◆サ> ◆サイキックアカデミー煌羅万象(サイキックアカデミーおうらばんしょう) 媒体 Web・アニメ 時期 2002 3/29- 作品の長さ 24話 / 計4.8時間 ◆サイボーグ009(第2期)(サイボーグゼロゼロナイン) 媒体 TV・アニメ 時期 1979 3/8- 作品の長さ 50話 / 計20.0時間 <◆シ> ◆シャーマニックプリンセス(シャーマニックプリンセス) 媒体 OVA 時期 1996 6/25 作品の長さ 6話 / 計2.4時間 ◆シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド(シャイニングティアーズ クロスウィンド) 媒体 TV・アニメ 時期 2007 4/7- 作品の長さ 13話 / 計5.2時間 ◆シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~(シャイニングハーツ しあわせのパン) 媒体 TV・アニメ 時期 2012 4/XX- 作品の長さ 12話 / 計4.8時間 ◆シャングリ・ラ(シャングリラ) 媒体 TV・アニメ 時期 2009 4/8- 作品の長さ 24話 / 計9.6時間 ◆少女革命ウテナ(しょうじょかくめいウテナ) 媒体 TV・アニメ 時期 1997 4/2- 作品の長さ 39話 / 計15.6時間 <◆ス> ◆住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー(すめばみやこのコスモスそう すっとこたいせんドッコイダー) 媒体 TV・アニメ 時期 2003 7/XX- 作品の長さ 12話 / 計4.8時間 <◆セ> ◆瀬戸の花嫁(せとのはなよめ) 媒体 TV・アニメ 時期 2007 4/1- 作品の長さ 26話 / 計10.4時間 <◆ソ> ◆SoltyRei(ソルティレイ) 媒体 TV・アニメ 時期 2005 10/6- 作品の長さ 25話 / 計10.0時間 <◆参考作品(一般アニメ/サ~ソ)> ◆世紀末救世主伝説 北斗の拳(せいきまつきゅうせいしゅでんせつ ほくとのけん) 媒体 TV・アニメ 時期 1984 10/11- 作品の長さ 109話 / 計43.6時間 ◆第2期 ◆世紀末救世主伝説 北斗の拳2. 媒体 TV・アニメ 時期 1987 3/12- 作品の長さ 43話 / 計17.2時間 <◆参考作品(特撮/サ~ソ)>
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2013年11月04日(月) 19 50-武 2×××年、統計によれば、人類の78%が肥満となった。欧米諸国に至ってはおよそ85%が肥満である。主な原因としては食生活、遺伝などがあげられるが、この数十年で世界の肥満率が急激に上昇していることの原因ははっきりとはしていない。世界的な問題となってきた肥満に、各国政府は対策を講じることを求められた。かくしてこの国では、国の定めた基準を超えた肥満の人間に対し、強制的に特別な病院へ入院させるという法律がつくられたのである。 「とかいう話ってあったか?」 俺はおそるおそる、慈悲深い微笑みをたたえ目の前に立っている男に話しかけた。 「今年が2×××年であるとこ以外、そのお話の中に事実はないかと」 男はますます笑みを深くして答える。楽しそうで結構なことだが、俺は全く楽しくない。 「そうだよな。むしろ最近痩せてるやつの方が多いんじゃねえか? 俺、電車乗ってても、一人で二人分の席使うからすげえ嫌な目で見られるんだぜ。そばに来ると暑いとかさんざん言われるし。まあ、申し訳ねえとは思うけどよ、どうしようもねえよな」 「それでは、痩せたいとお思いにはなっていらっしゃるということですね?」 んん、それとこれとは話が違うんじゃねえかな、と俺は思ったが、口には出さなかった。そのかわりに、ところでさ、話が戻って悪いんだけどさ、と頭をかく。 「そういう法律が作られてないってことは、俺が知らない間にこんなところに来てるっていうのは、異常事態でいいわけだよな?」 訳が分からないなりに現在の状況を説明すると、俺は真っ白い壁に囲まれた部屋の中に唯一あるパイプ椅子に座らされている。まあ、それだけだ。どこか縛られているわけでも、目隠しをされているわけでもない。体のどこかに異変があるということもない。立ち上がり、目の前の笑顔男の横を通り過ぎてその先の扉を開けることも、そう難しくはなさそうだ。しかし、ここは全く見覚えのない場所で、俺にはここに来るまでの記憶はない。変だよな? 変だよ。 「そういうことになりますね」「そうですよねえ」 のんびりとした男の言葉に、どうも肩透かしをくらったような気分になる。 「あなたの許可なく身柄を拘束し、こちらへお連れしたことは事実です。御気分を害される気持ちはわかります」「いや、気分を害すというか怖いだけなんだけど」「しかし、わたくしどもは、あなたに危害をくわえるつもりは一切ありません。むしろ、幸せになっていただきたいとお連れしたのです」 「幸せェ?」 「わたくしどもは肥満の方のダイエットをお手伝いし、理想的な体型、ひいては理想的な生活を手に入れていただきたいという理念のもと活動しております、ボランティア団体でございます」 ボランティア団体。最近よく聞く言葉だ。この数十年、人類はあれほど固執していた開発競争からあっさりと手を引き、ボランティアという慈善事業に手を出し始めた。飽きたら次のものへ、というのは人間の特性である。人類が滅亡するまでの計算をしつくし、それまでに必要な食糧その他必要なものの計算も終わり、必要なものを確保するための開発を終えてしまうと、人類にはもう働く必要性がなくなった。そしてそのうち、無償で誰かのために働くというボランティア団体がでてきたのである。最近のボランティアでは、宇宙も行きたい人は無料でいけるようになっている。そういった団体の中には、もちろん自分の利益を追求しているものもあるだろうし、過激なものもあるというが、いや、誘拐は駄目だろう。しかし幸いというべきか、目の前の男は俺が軽く右腕をふるだけで吹っ飛びそうなほど細かったし、俺を無理やりどうこうしようといった雰囲気は感じられなかったので、俺も穏便に出て行くことにする。 「その理念は素晴らしいな。いやあ、俺も痩せなきゃなあとは思ってるんだけどね、まだいいかなって。だから今日は帰らせてもらうよ」 そのまま立ち上がって横を通り過ぎようとしたときに、男はにこにこと擬音が付きそうな顔で言い放った。 「ダイエット、いつやるの?」 「今でしょ!」 「ありがとうございます。それでは早速ではありますが内容の説明をさせていただきます」 し、しまった。人類の根底、本能に根付いた掛け合いには敵わない。いつやるの、と問われたら、今でしょ、と言うしかない。太古の昔から人はそういうつくりになっているんだ。 「わたくしどものダイエットはSFダイエットといいまして」「SFダイエット? なんでSFなんだよ」「S(すこし)F(ふしぎ)なダイエットでございます」「略す必要あったのかねえ」 えへん、と咳払いして男は続けた。 「まずは、食べ物を食べられなくなるほど悲しい出来事を思い出してください」 なんだよそれ。精神面からいくのかよ。俺はそう思いながらも、既に半月前に分かれたジェニファーのことを思い出していた。俺と同じく恰幅のいい女性で、性格もおおらかで、本当に素晴らしい女性だった。しかし、半月前に突然連絡が取れなくなったのだ。ありとあらゆる連絡手段を駆使したが彼女をみつけることはできず、一方的な別れを告げられたというわけだ。あ、だめだ涙出てきた。 「それは辛い経験でしたね」 男のしんみりとした言葉を聞くうちに、次々と思い出があふれてきた。ああ、ジェニファー、一緒に公園で遊んだのが昨日のことのようだ。声が聞こえてくるような気がする。…声? いや、違う、この声は…柴吉! 柴吉だ! 一昨日老衰で死んだコリーの柴吉の声だ! 小さい時から太っていることを理由にいじめられた俺をいつもかばってくれた。そのせいで柴吉が怪我をすることだってあった。それでもあいつは俺に寄り添ってくれたし、俺たちは一番の友達だったんだ。もう三十七歳だから、あいつも満足して逝ったとは思うが、それでも、うう、くそ、涙が止まらねえ…! 「恋人と親友を亡くしていらっしゃるのですね。ストレスは過食に繋がり、ダイエットには非常によくありません。すべて吐き出してしまいましょう」 俺はその後も、最近腹の調子が良くないことからお気に入りのカップが割れたことまで洗いざらい喋り続けた。最後には名前も知らないその男と熱い握手を交わし、改めてこの建物までの地図を受け取り、二日後にまたここで会うことを約束した。 家に帰ってから、いやいやいやおかしいだろ、これ絶対変だろ、知らないうちに壺とか買ってるやつだろ、と部屋を転げまわったが、二日後俺は再びあの部屋の中にいた。確かに家でも彼らのことを思い出すとなかなか箸が進まなかったせいで食事量は減ったし、その一方で、あれだけ泣いたからかやけにすっきりとした気分になっていて、せめて礼を言うくらいはいいだろうと思ったのだ。 「お待ちしておりました。それでは今日は…」 それからは週に三度、あの部屋に通い続けた。ストレッチから、負荷のかかりすぎない運動も教えてもらい、確実に俺は痩せていった。こうなるともうやめられない。俺は取りつかれたようにダイエットにのめりこんでいった。 そして、四か月後――。 「おめでとうございます。これで目標体重まで減量しました」 男は慈悲深い笑顔で俺にそう伝えた。いつもよりさらに慈悲深く見える。俺は体重計から降りると、自分の手を握りしめた。脂肪が落ち、かわりに筋肉がついてきたのを実感する。ほぼ成人男子の平均体重となった俺は、非常に晴れ晴れとした気分だった。もう一度男としっかりと握手を交わす。しかし、たった一つだけ問題がある。 「皮がなあ…」 そう、脂肪によって限界まで引き伸ばされた皮膚は、脂肪がなくなるとともにしぼみ、垂れ下がってくるようになったのだ。服によって隠せる部分がほとんどではあるが、俺はこのナイスバディで海へ行きたいんだ。これでは困る。 「それでは、SFダイエット、最終段階へまいりましょう」 「最終段階?」 「先ほどあなたがおっしゃったことです。余分な皮膚の切除です」 「切除、って、どっかの病院でやるってことか?」 「ご安心ください。わたくしどもが懇意にしているボランティア病院があります。治療費は一切いただきません」 ボランティア病院。今はそんなものまであるのか。治療費についてを心配したわけではないのだが、もうこの際だ、すべてやってもらおうか。 「余分な皮膚を除去すれば、更に体は軽くなり、海へ行くときにも気兼ねすることはありません。何をするにも新しい気持ちで羽ばたいていただきたいという、わたくしどもの最後の気持ちでございます」 俺は泣いた。男泣きに泣いた。ボランティア団体を甘く見ていた。ボランティアをする人というのはなんて美しい心を持っているんだろう。見ろ、人間はこんなにも素晴らしい! 金や権力に縛られていたころの人間とは違うのだ。 「ありがとう、ありがとう! お、俺はこの恩は一生忘れねえ!」 「いいえ、忘れてくださって結構でございます。あなたがご自分で手につかんだ勝利なのですから」 「あんたは、あんたって人はーっ!」 感動の別れを終えると、俺は病院へ向かった。体の様々な皮膚を除去する手術だったせいで、思ったより長い期間入院することになったが、病院の人も皆親切で、俺はまた泣いた。退院の時には、看護師などが見送りに来てくれた。俺が泣きながら礼を言うと、いいや、こちらこそありがとう、なんて逆に礼を言ってくる奴までいた。本当に、本当になんていい人たちなんだ! 俺はもう体が空っぽになったような軽さで、第二の人生を歩むことを決意した。 「はい、SFダイエット協会ですが。ああ、■■様、退院なされたんですね? 摘出したのは、皮膚、腎臓、肝臓の一部、他にも……はい、はい、結構でございます。これで■■様の体はますます軽くなられましたし、臓器は移植ボランティアを通じて患者様を見つけ、ボランティア病院で手術を行う。ああ、ああ、ボランティアとはなんて素晴らしいのでしょうか…! え、ジェニファーさんですか? 彼女は本当によくやってくれていて…」 つまんNEEEEEEE 本当にごめんなさい。でも1時間って本当に無理です。精進します。
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ラスボスの正体案。 基本的に、派手なバトルは組織連中とのドンパチで消化しておく。 ラスボスと対峙する時点では話の展開はもう「世界の謎の解明」にシフト。 だからラスボスをものすごく強くする必要はない。 「世界を揺るがしていたのはちっぽけな個人だった」ネタなので、むしろラスボスは哀れに、醜く。 その1、預言者(オラクル)。 SF世界には付き物の、迷える人々に啓示を与える絶対者。 この作品内の社会では企業のアドバイザーみたいな立ち位置で登場させよう。 「全人類の救世主」とかじゃなく、あくまで「知る人ぞ知る便利キャラ」くらいで。 心酔/信奉する人も多い。宗教的。 狂言回しとか語り部ポジションでたびたび主人公たちを導く。 で、実はその正体は「脳内世界仮説を唱える狂人」、という…。 この場合、「狂言回しがラスボス」というパターンで驚きを演出していくことになる。 その2、浮浪者(スクワッター)。 序盤に雑魚っぽく登場させる。公園のおじさん。不潔デブ。 見聞きした情報を二束三文で売る密告屋。いろんな組織から利用され、ボラれてる。 ↑の設定とは真逆で、神秘性など無い、俗っぽい、怨恨(ルサンチマン)に溢れた人物。 これはこれで妄想を抱きやすい生い立ちである。「俺は神だ!」ってトチ狂っちゃうカンジ。 この場合、「妄想を現実にする力」で主人公たちに嫌悪感を抱かせるイベントができそう。 主人公の周囲の人間(家族とか)を寝取る妄想をしたり。エロ方面にも能力を使うw その3、ミスターX。 主人公たちの上司。毎回顔が違う依頼人。オルゴールの小箱。 主人公たちを操って脳内世界の人物たちを潰しあわせるのがラスボスの狙いであり、 ならばそれを一番成し得やすい立場はこのミスターXということになる。 この場合、終盤にむけて上司が徐々におかしくなっていき、 不審に思った主人公たちが上司の所在をつきとめて突撃すると、ラスボスと出会えるルートになる。 部屋にオルゴールの小箱が大量に落ちてる、というシーンが書きたい。 ラスボスと主人公 できたらラスボスの容姿はヨルと(部分的に)似せたい。 帽子。無精ひげ。ぼさぼさ頭。色の薄い瞳…とか。 あくまで部分的に。全体的には似ても似つかぬほど醜悪に書く。肥満、斜視、アルビノetc。 (脳内世界仮説に沿って考えるとすれば) ヨルは「夢の自分」、 ラスボスは「現実の自分」なのでちょっと似せたいのだ。 ネットゲームで喩えるなら、ゲーム内のアバターと現実の自分くらいには「どこか似ている」。 その他、雑多なネタ。 「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」という名前は、現在は亜人連合に使っているが ラスボスの唱える思想とぴったりなので、ラスボス回りの設定に使いたい。 能力名とか。あるいは「脳内世界仮説」と書いて「DHIMB」と読ませるとか。 脳に穴をあけたらその中の世界に人がいっぱい住んでいて、 その中にいる人物の脳に穴をあけたらその中に自分がいて…というループ構造を表すのにこの名が欲しい。 人体改造とエッセンス喪失の関係を「テセウスの船」で喩える。 船を修理するため木材やマストを入れ替え続けたら、元の船の材料がまったく残らなかった。 さてこの船は以前と同じ船だろうか? 違うとしたら、どの時点で違う存在になったのか?という問題。 エッセンスに関するラスボスと主人公の見解。 この世界は神の所有物だから神が好きにしてもいい、というラスボス。 自我をもった存在は誰の所有物でもない、というヨル。 「創造主 VS キャラクター」の論争、といった感じ。 ラストまでの流れ、ラスボスの存在などがかなり判りにくくなってるから スムーズなエンターテイメントになるまで何度でも書き直す。 自分の思考を整理して、わかりやすくドラマチックになるように。
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超能力 未来技術(コンピューター、ネットワーク、情報) サイバーパンク ワイドスクリーン・バロック ディストピア ハードSF 海洋 ミリタリー(戦争、軍事) 月 歴史(歴史改変) 時間(タイムマシン) 終末(ポストアポカリプス、最終戦争) 不老不死 地球外生命体(ファースト・コンタクト) 架空の地球生物 精神(夢、精神病) メタフィクション ホラー 未分類
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作品名:ア行のSF・ファンタジー系アニメ作品のうち、2010年5月以降で完走した(またはリアルタイム鑑賞中の)作品の全リスト。 ※「参考作品(一般アニメ)」:SF要素は特にないと思われる一般アニメ ※巨大ロボットアニメ、ならびに巨大メカ関連の参考作品として記載したアニメについては「巨大ロボットアニメ」を参照 キャストは後日追加予定 ※キャスト記載は原則的に8名以内に厳選。 ※キャストの注記 <主>:主人公 <パ>:主人公の異性のパートナー <仲>:その他の仲間 <敵>:敵 <ラ>:非戦闘系作品における対抗者(ライバル) <他>:その他 ※キャストの色 青色:男性 ピンク:女性 <SF映像作品リスト> SF映像作品リスト01( - 1999年) SF映像作品リスト02(2000年 - )巨大ロボットアニメとその関連作品、SFファンタジーアニメと一般アニメ(参考掲載)、特撮作品 <巨大ロボットアニメリスト> 巨大ロボットアニメリスト(ア行) 巨大ロボットアニメリスト(カ行) 巨大ロボットアニメリスト(サ行) 巨大ロボットアニメリスト(タ行) 巨大ロボットアニメリスト(ナ行) 巨大ロボットアニメリスト(ハ行) 巨大ロボットアニメリスト(マ行) 巨大ロボットアニメリスト(ヤ行) 巨大ロボットアニメリスト(ラ・ワ行)主要参考作品リスト(特撮・ウルトラマンシリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・仮面ライダーシリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・スーパー戦隊シリーズ) 主要参考作品リスト(特撮・メタルヒーローシリーズ) <SF・ファンタジーアニメリスト> SF・ファンタジーアニメリスト(ア行)悪魔くん(1989-) 朝霧の巫女(2002-) アジール・セッション(2009-) あの夏で待ってる(2012-) Yes! プリキュア5(2007-) エレメンタルジェレイド(2005-) おねがい☆ツインズ(2003-) ~~~~~ ※王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987-)→巨大ロボットアニメリスト ※おねがい☆ティーチャー(2002-)→巨大ロボットアニメリスト SF・ファンタジーアニメリスト(カ行) SF・ファンタジーアニメリスト(サ行) SF・ファンタジーアニメリスト(タ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ナ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ハ行) SF・ファンタジーアニメリスト(マ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ヤ行) SF・ファンタジーアニメリスト(ラ・ワ行) <◆ア> ◆悪魔くん(あくまくん) 媒体 TV・アニメ 時期 1989 4/15- 作品の長さ 42話 / 計16.8時間 ◆朝霧の巫女(あさぎりのみこ) 媒体 TV・アニメ 時期 2002 7/XX- 作品の長さ 26話 / 計10.4時間 ◆アジール・セッション(アジールセッション) 媒体 映画・アニメ 時期 2009 7/25- 作品の長さ - / 計1.0時間 ◆あの夏で待ってる(あのなつでまってる) 媒体 TV・アニメ 時期 2012 1/10- 作品の長さ 12話 / 計4.8時間 <◆イ> ◆Yes! プリキュア5【プリキュアシリーズ】(イエス プリキュアファイブ) 媒体 TV・アニメ 時期 2007 2/4- 作品の長さ 49話 / 計19.6時間 <◆ウ> <◆エ> ◆エレメンタルジェレイド(エレメンタルジェレイド) 媒体 TV・アニメ 時期 2005 4/5- 作品の長さ 26話 / 計10.4時間 <◆オ> ◆おねがい☆ツインズ(おねがいツインズ) 媒体 TV・アニメ 時期 2003 7/15- 作品の長さ 13話 / 計5.2時間 <◆参考作品(一般アニメ/ア~オ)> <◆参考作品(特撮/ア~オ)>
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FC (ファミリーコンピュータ) GB (ゲームボーイ) PCE (PCエンジン) PCE-CD (PCエンジン(SUPER)CD-ROM2) GG (ゲームギア) SFC (スーパーファミコン) SS (セガサターン) PS (プレイステーション) N64 (ニンテンドー64) DC (ドリームキャスト) PS2 (プレイステーション2) GC (ゲームキューブ) 藤子不二雄関連ゲーム
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レジュメを書くごとに作家について調べるのが面倒臭くなってきたので、某会長が趣味も兼ねて編集し始めました 現在誠意製作中です! 気長に見守ってください また、記事に誤りなどありましたら気軽にコメントでお知らせください 内容 主要作家 主な国内外のSF作家・翻訳家について軽く解説します(現在制作中) 主要作品 国内外の主なSF作品に関して、メディアを問わず解説・紹介します(現在制作中) サブジャンル SFが内包する多くのサブジャンルについて軽く解説します SF用語 SFって科学用語が出てきて難しい? それでもSFを読んでみたい方に少し解説をします(現在制作中)